Wednesday, July 2, 2014

第12回GEMで物理モデル

画像/映像を扱うGEM(発音はジェムとかゲムとか呼びます)の機能に加えて、物理演算モデルを扱うpmpd(Physical Modeling for Pure Data)というライブラリがあります。
今回はそのpmpdの基礎を紹介して、GEMと組み合わせてみます。

Wednesday, June 25, 2014

第11回ネットワーク接続(Open Sound Control)の活用

今回はOSC(Open Sound Control)を使ってデータを送受信する方法を扱います。
OSCはカルフォルニア大学バークレー校のCNMATで開発されました。当初はMIDIに代わる音楽用の通信規格という狙いで開発されましたが、ネットワーク通信技術を応用したものであったため、音楽だけに限らず広くメディア系のソフトウェアや機器同士の通信に使われるようになりました。

Wednesday, June 18, 2014

第10回Webカメラの活用

Pd-extended+GEMでは、ラップトップパソコンについているカメラやUSB接続のWebカメラからの映像入力を処理することができます。
今回はこのカメラの映像を利用して、動きを検知する方法を学びます。

Thursday, June 12, 2014

第9回GEMで映像と画像を扱う

今回から音以外の側面に、Pdでアプローチしていきます。
Pd-extendedにはPdのプログラミング環境で画像や映像を扱うためのGEM(Graphic Environment for Multimedia)というライブラリがあります。静止画の表示やカメラの映像入力、OpenGLの2Dや3DのGeometry(ジオメトリー:平面や立体のモデル)を扱うことができます。
このGEMはミラーパケットが制作しているPure Data Vanillaにはありません。
今回は基本的なGEMの使い方を学んでいきます。

Thursday, May 29, 2014

第7回データの格納と呼び出し

今回はデータを格納(記憶)して好きなタイミングで呼び出すためのいろいろな方法について学びます。
地味目のトピックですが、パッチでの設定値を一気に変えたり、データのセットを記憶するのはとても便利です。

Wednesday, May 21, 2014

第6回アルゴリズムでシーケンスを作る

今回はアルゴリズムを作って旋律を作る方法の一例を紹介します。
アルゴリズムとは、もともとは数学やコンピュータの用語で、

「問題を解決するための方法や手順」

という意味です。
音楽の場合、アルゴリズムは解決法というよりはメロディやリズムを作り出すための一定の法則を指すケースがほとんどです。
作曲者が考えてその法則を設定し、それに沿って音楽が生成されるのがアルゴリズムコンポジション(作曲)です。
すべてのフレーズを自動的に生成する、少しだけ作曲者のお手伝いするなど、アルゴリズムを使った作曲、音楽はこれまで様々なものがあります。
プログラミング環境であるPdは、この考えたアルゴリズムを実装するのに向いていると言えるでしょう。

Wednesday, May 14, 2014

第5回エフェクターを作る

今回はPdでエフェクターを作ります。
エフェクターとは、音に「効果」(エフェクト)をつける機械です。
Pdで以下のエフェクターを作ってみます。

  • ファズ
  • ディレイ
  • ワウワウ

Thursday, May 8, 2014

第4回シンセサイザープログラムの制作 (音の発振と合成)

今回は、Pdでシンセサイザー(音を合成するマシン)のパッチを作ります。
具体的には、ローランドのTB303という伝説のベースシンセサイザーをPdでリメイクしてみます。
TB303 (http://www.enatsu.net/enatsu_music/yomoyama/tb303から転載)
※今回のパッチはTokyo Max Users Groupのチュートリアル「MaxMSPで作るベースシーケンサー」を参考にしてPd用にチューニングしてみました。
※元のMaxパッチを制作した首藤陽太郎さんにチューニングの許可を頂きました!


Thursday, April 24, 2014

第3回サンプリングの基礎と応用

今回は前回の終わりに少し使ったサンプル音の読み込みと再生、サンプル音のコントロールについて体験します。。


Thursday, April 17, 2014

第2回Pure Dataの紹介、基本操作

Pure Dataについて

無料で使えるオープンソースのビジュアルプログラミング環境です。
授業で使用するのはPd-extended 0.43.4 Mac版
※Pure Dataは以下、Pdと呼びます。

ダウンロード先

Pdは、「オブジェクト」という「箱」を配置して、「ライン」という「線」でつないでいってプログラミングをする環境です。

参考書
Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング-

Thursday, April 10, 2014